鉄道(電気)

人々の生活に欠かせない、
電車の“血液”を担う。

R.M2016年新卒入社

仕事風景

地域を支える、誇りと責任

学生時代は工学部で電気について学んでいましたが、当時電車をよく利用していたこともあり、鉄道に携わる仕事がしたいと考えていました。そんな中参加した学内説明会で初めて当社を知り、鉄道だけでなく建設にまで携われる点に興味を抱きました。その後人事の方々と話すにつれ、和気あいあいとした雰囲気に惹かれて入社を決意。現在は電路工事といって、電車を動かすために電気を供給する工事に携わっています。
電路工事には、既存線路の設備を更新する補修工事と、新たに電柱や架線をつくる新設工事があります。鉄道における電気設備というと想像しにくいかもしれませんが、体で例えるならば、レールは骨で電気は血液といわれています。血液がなければ体が動かないように、私たちが担当する電気設備がなければ、電車は動きません。地域の人々の日常を支える誇りと責任を持って、日々仕事に取り組んでいます。

仕事風景

作業員の安全を第一に、
使命感を持って働く

現在は、地上の電車を高架に上げる都市計画事業を任されています。旧線路の横に仮線路を敷いて電車を移した後に、旧線路を撤去してそこに高架をつくるイメージです。この現場は電柱や架線の新設がメインで、私の仕事は材料の手配から納入、業者との打ち合せや工程検討、新設時の安全確認など多岐にわたります。この現場では電路工事だけでなく、土木工事や軌道工事、信号工事もありたくさんの人が関わるため、安全管理には細心の注意が必要です。電車との接触や感電など、万一の事故が命に関わります。作業時のリスクについて知識を深めたり、作業員と綿密な打ち合せを行ったり、日々の小さな積み重ねを怠らないようにしています。
また計画工事だけでなく、台風などの災害時には復旧工事を担当することもあります。そんなときはより一層、生活インフラを支える使命感を胸に、一刻も早い復旧を目指して仕事を行っています。

仕事風景

円滑な工事に大切なのは、
綿密な計画を立てること

この仕事で大切なのは、綿密な計画を立てること。補修工事の場合、夜勤では最終電車から始発列車までという短い時間の中で作業を行うことが求められます。私は元々行き当たりばったりな性格だったので、入社当初は工事を進めていけるかとても不安でした。しかし上司や先輩からのサポートもあり、今では細やかな計画の作成や事前準備ができるようになりました。綿密な計画を立ててから現場に入り、無事に工事を終えた後、電車が定刻通りに走っているところを見ると、大きな達成感を味わえます。
鉄道工事は専門性が高いので、日々の勉強が欠かせません。特に電路工事には、列車運行に関わる重要な規定があり、使用する材料や設備の数値について、一つひとつ覚えていく必要があります。ゆくゆくは1級電気工事施工管理技士を取得し、より大きな案件に携われるようになりたいです。

仕事風景

1日のスケジュール

  • 8:30

    出勤。朝礼で前回の作業報告を行い現場へ移動。

  • 10:00

    現場施工管理。材料の手配や発注、納入などを行います。

  • 12:00

    昼休憩。現場で弁当を食べる日もあれば、外食するときもあります。

  • 13:00

    現場施工管理。業者との打ち合せや工程の確認を行います。

  • 17:30

    現場で撮影した写真整理や、測定した数値表の作成等の事務処理を行い、業務終了。

MY RELAX TIME

MY RELAX TIME

大好きな漫画でリフレッシュ

平日帰宅してからは、ご飯を食べながらYouTubeや録画しておいたテレビを見て過ごしています。休日は友達と会ったり、予定がなければ家で漫画を読んだりして過ごすことが多いですね。昔から漫画が好きで、これまでに約2300冊を読破しました。GWやお盆の長期連休には旅行に出かけることもあります。