設計
設計の立場から、
会社全体の業務効率化を
図りたい。
H.Y2008年新卒入社
現場経験を活かしながら、
設計業務に携わる
私は兄の影響で建築に興味を持ち、大学で建設工学を専攻しました。意匠系の研究室での設計演習を通して教授からいただいた、「君はゼネコンの設計職に向いている」というアドバイスをきっかけに、ゼネコンを中心に就職活動を行っていました。大規模かつ多種多様な建築物に関わりたいと考えていたところ、教授から南海辰村建設の紹介を受け、会社の規模感や経営基盤の安定性に魅力を感じ、入社を決意しました。
入社後3年間は現場に配属され、施工管理として工事の進行やスケジュール管理を身に付けました。その後設計部に異動し、上司の指導のもとサポート業務に従事。経験を積んだ後は自ら計画を立て、設計や届出手続きを担当するようになりました。
私が初めて一人で設計を手がけたのは、設計職に移って3年目の頃でした。日々の業務の中で悩むこともありますが、その都度上司に相談しながら進めています。デスクワークが中心ですが、電話を通じて工事の進捗状況や現場のニーズを確認するうえで、現場での経験が生きていると感じています。
プロジェクト成功のために必要なのは、
綿密なコミュニケーション
私が初めて設計を担当したのは、敷地の形状が複雑で、さらに途中で事業主が変わるという珍しいプロジェクト。設備の変更や仕様の追加など、非常に困難な局面もありました。お客様の希望を実現させるために、何度も打ち合わせを繰り返し、綿密なヒアリングを行うことが重要でした。また、当社の費用や技術の範囲内でお客様の要望を実現するため、現場の方との情報共有を重視しながらプロジェクトを進めました。上司や同僚、現場の方とのコミュニケーションを大切にし、分からないことは積極的に相談しながら進めていくことで、無事にプロジェクトを完成させることができました。このように困難を乗り越えるために会社全体で協力し、プロジェクトを竣工させることで大きな達成感が得られます。また、何度も話し合ってきたお客様からお褒めの言葉をいただいたり、工事関係者との打ち上げで苦楽を分かち合う瞬間も、大きなやりがいを感じられます。
先日、私が設計を担当した事務所ビルを見に行くと、ビル内にはテナントやコワーキングスペース、カフェが入居していました。私が手掛けた建物が実際に利用されている姿を目にすると、とても感慨深いものがありました。
業務の効率化を実現し、
スムーズな施工を目指す
仕事を通して意識しているのは、現場での手戻りを最小限に抑えること。お客様の要望に合った設計が確定次第、できるだけ早く現場に共有するように心がけています。仕上がりが変われば施工方法も変わるため、事前に現場への情報共有を行うことで二度手間を防ぎ、効率化を図ることができます。施工作業をスムーズに進めるために、お客様とのコミュニケーションを綿密にとりながら事前確認に力を入れています。
現在、業務効率化を目指して、BIM推進のプロジェクトメンバーに抜擢されました。BIMを使用することで、従来の二次元図面から三次元の図面化が可能になります。平面図のみでなく、建築物の断面図やデザインなども同時に作成することができるため、導入すれば業務の効率化が期待できるんです。実務との同時進行はなかなか難しいですが、将来的にはBIMを業務に取り入れ、設計だけでなく積算・工事とも連携し、業務の円滑化を図りたいです。
1日のスケジュール
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8:30
出社後すぐにメールを確認します。
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10:00
メールで依頼いただいたお客様の要望に対応できるか、関係部署の確認をとります。
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11:00
図面チェック等
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12:00
昼休憩
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13:00
条例を確認したり、役所への届け出を提出します。
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14:00
案件の関係者が集まる定例打合せに出席。現場の進捗状況や問題点について確認し合います。打合せがなければ、図面チェック等
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16:00
担当物件や課内受注物件の設計図を作成します。
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18:00
退勤
MY RELAX TIME
フットサルとサウナでリフレッシュ
普段の仕事はデスクワークが中心なので、運動不足を解消するため、月に一度フットサルを楽しんでいます。顔見知りのチームと練習試合形式で対戦し、その後は同じチームの友人とサウナに行くのが恒例です。友人との会話を楽しみながらサウナでリラックスしています。フットサルのない日でも、兄と2人でサウナに行き、日々の疲れを癒しています。