クロストーク2「なんたつで働く魅力」

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社員から見た南海辰村建設の姿とは? 部署・年齢・キャリア、それぞれ異なる立場のメンバーが一堂に会し、働く環境や業務内容について、ざっくばらんに語り合ってもらいました。

MEMBER

  • S.H

    S.H

    東京建築本部 営業部兼工事部 部長
    工学部建築工学科卒業
    2010年キャリア入社

    ゼネコンで経験を積んだ後、南海辰村建設に転職。現場で重ねた経験を活かし、現在は工事部と営業部を兼任しながらメンバーのフォローを務める。工事部では現場の管理・検査のサポート、営業部では知識や技術の継承によって受注活動に貢献している。

  • T.S

    T.S

    東京建築本部 営業部 課長代理
    社会学部環境デザイン学科卒業
    2007年キャリア入社

    取引先から得た物件情報をもとに、建築費を算出し提案営業を行う。お客様の希望を社内に伝え、各部署と連携をとりながら受注・着工するまでの段取りを担う。

  • A.K

    A.K

    東京建築本部 工務部 積算課 担当課長
    工学部 建築設備工学科卒業
    2001年新卒入社

    入社後は、設備電気の積算業務を担っている。図面の隅々まで読み解き、お客様の希望を叶えるとともに、現場の作業効率を向上させる費用算出を目指す。

  • S.K

    S.K

    東京建築本部 工事部 工事課 課長
    理工学部海洋建築工学科卒業
    1997年新卒入社

    入社後は現場で施工管理を担当。約10年の現場所長経験を活かして、現在は内勤にて工事課長を務める。社内から現場のサポート、工事部の教育担当として研修を行う。

  • M.S

    M.S

    管理本部総務部 兼
    経営戦略本部業務改革推進部
    人文学部 心理学科卒業
    2021年新卒入社

    大学では心理学を専攻し、人とかかわる仕事に興味を抱く。就職活動を進める中で職場の雰囲気を重視したいと考えていたところ、当社と出会い社風に魅力を感じて入社を決意。現在は総務部兼業務改革推進部に所属し、総務・人事・採用などの業務を担当する。

※所属部署やインタビュー内容は取材当時のものです。

働く環境

私が就職活動していた頃は、就職氷河期の真っ只中。面接を受けた企業が倒産したことで、「経営基盤が安定した会社に勤めたい」と考えるようになりました。そんな中で選んだのが私鉄系ゼネコンである南海辰村建設。入社後には思っていた通り、経営の安定性を感じました。また、社員だけでなく協力業者の方々も誠実な人が多いため、自分に合った企業だと思います。

当社の仕事に対する誠実さは私も感じています。私自身、先輩方から教わった通りお客様や現場の方々と関わる中で、「丁寧だね」「現場に顔を出してくれて助かるよ」とお声をいただくこともあります。

たしかに、社員の人柄の良さを感じることが多いですよね。私自身、就職活動で当社の面接を受けたときから会社の空気感に魅力を感じていました。私は別企業で内定をいただき、就職活動を終えた後に「もっとほかの会社も見たい」と思ってもう一度就活をし直したので、その分数多くの企業を見てきましたが、当社は特に温かい雰囲気だと感じたんです。居心地のいい環境だと直感し、入社を決意しました。

雰囲気の良さは、協力会社の方にも褒めていただけますよ。現場では業者の方々と協力しながら仕事を進めていくのですが、「南海辰村建設は仕事がやりやすいよな」「楽しく仕事ができるよな」といった声をいただくことが多いです。さまざまなゼネコンと関わる業者の方からそんな意見をいただけるので、当社は働きやすい環境なんだなと痛感します。

私も、業者の方々との信頼関係は、他社と比較しても非常に強固だと感じています。年に1度開催される安全大会というイベントでは、当社の社員だけでなく、協力会社の方々にもお越しいただきます。入社後初めて参加したときには、想像を超える人数が集まっていたので驚きました。以前勤めていた会社でも同じような催しはありましたが、こんなに多くの方が集まることはありませんでした。日頃の業務を通して業者さんを大切にし、家族のように接することを心がけている成果ですかね。

たしかに業者の方との接し方は、常に意識していますね。働きやすい環境作りに努めたり、心を開いて会話することを心掛けています。その甲斐あってか、現場完成後の打ち上げで「次の現場で困ったことがあったら電話してこいよ。そのときやってる仕事があっても全部放り投げて来てやるから。」と声をいただいたことがあります。信頼関係が築けたのだと感じて、嬉しかったですね。

座談会風景

仕事への向き合い方

私は学生時代から希望していたこともあって、採用の仕事が好きですね。学生の方一人ひとりとのコミュニケーションを大切にして、採用活動に取り組んでいます。説明会や面接を通して、学生の方から「採用担当の方の雰囲気が好印象で会社に興味が湧いた」などの言葉をいただけるとやりがいを感じます。また、実際に入社してくれた社員に話を聞いて「入社してよかったです!」と言われたときは、ホッとしたのと同時に、とてもうれしかったです。

私はもともと現場で働いていたので、現在の営業活動でも施工計画を立てるところから携わっています。競合他社に負けないような戦略を練って、それをお客様に気に入っていただき受注につながると、達成感を感じます。「本当にできるのか?」と言われるほど大変な現場もありましたが、自分で立てた計画によって受注が決まり、現場でも私の計画通りに施工が進んだときは、とてもうれしかったですね。

試行錯誤したことで契約につながると嬉しいですよね。私は若手のときから人脈を広げることを心掛け、同年代のお客様とコミュニケーションを取り続けていました。当時はお互いに若手社員だったので、「いつかやりましょう」と遠い目標のような計画について話しあっていました。しかし、最近はそんなお客様からお話をいただき、実際に契約につながることも増えてきました。お客様から信頼していただけたこと、そしてそれが建物として形になることで大きなやりがいを感じられます。

私も若手社員のころは、携わった現場が完成したときにやりがいと達成感を感じていましたね。また、人が住み始めて夕方に給湯器がつくところを見ると「自分が建てたマンションに人が住んでるんだ」と実感が湧いて、うれしかったですね。
現場から離れた今は、若手社員が業者さんから褒められていたり、お客様からご好評いただけたという話を聞くと、「よかったな」と幸せな気持ちになります。

私は、現場で金額的な問題が起こらずに竣工したときが一番やりがいを感じます。費用の不足に備えて多めの金額を算出すると見積もりが高くなってしまうので受注に結び付かないですし、逆に費用を抑えると現場に迷惑をかけてしまいますし、そのバランスが重要なんです。当初は難しさを感じていましたが、経験を積むことで失敗することも減りました。自分の成長を感じられるとともに、「やってきてよかった」と思いますね。

座談会風景

学生に向けたメッセージ

仕事をしていてわからないことがあれば、誰かが必ず教えてくれる職場ですよ。私が入社したばかりのころは、営業部の先輩方にたくさんフォローしてもらいました。また、お客様に技術面での提案をしなければならなかったとき、現場の方にお願いすると、嫌な顔せず工事の合間を縫って同席してくれました。部署の垣根なく協力的な方が多いので、安心して働ける環境だと思います。

当社の社風としては「新入社員はできなくて当たり前、最初は何もできなくても十年かけて一人前になれば大丈夫」という考えを持っています。最初は何もわからなくても、研修やNTアカデミーのような学びの場がありますし面倒を見てくれる先輩や上司がいます。成長できる環境が整っていますよ。

そうですね。まじめすぎる人よりも、余裕があったりバイタリティがある人が良いだろうな。ゲームでも何でもいいから、趣味を持っていて熱中できる人に向いていると思います。そんな人が、仕事も楽しんで取り組めるでしょう。

たしかに、せっかくなら仕事を好きになってもらいたいですよね。人生のほとんどの時間は仕事をして過ごしますし、お金を稼ぐ手段だけではないと思います。仕事を好きになると、だんだん面白くなってくるし、能力も上がりますよ。

仕事を楽しいと思ってもらえるような雰囲気を、私たちもつくっていきたいですよね。現場では、本人が話しかければみんなどんどん、倍返しで話してくれるような環境です。同じ苦労と楽しみを共有しながらみんなでワイワイやれるのは、楽しいと思います。なので、入社いただく方もコミュニケーションを取ってくれる方がいいですね。初めは技術や知識はいりません。私自身、入社当初は「雨が降れば現場が休みになるのかな」と思っていたほど、仕事に関する知識はありませんでした。
現場での施工管理業務では、物をつくる技術的なことだけではなくて、積算・設計・営業的な業務もあり、必ずどこかで自分の能力が生かせる場面があると思います。「文章を書くのが得意」「絵を描くのが得意」そんな、一見施工管理業務とは関係ないことも活かせる仕事です。少しでも気になった方は、ぜひ私たちと共に楽しさを味わいながら仕事に取り組みましょう!

座談会風景